受けてみたいオンライン英会話スクールをいくつか決めたとしても、いざ契約となるとどうすればいいか迷ってしまいますよね。通学スクールが全盛の時代には、英会話は高額な買い物だったので、正式な契約書を取り交わしたり、ローンを組んだりと、いろいろな手続きが必要でした。
オンライン英会話になって便利になったのはレッスンばかりでなく、レッスンが始まるまでの手続きもずいぶん簡単になりました。基本的にはネット通販で買い物をする要領と変わりません。一部、異なるところがあるので、どういう手順を踏めばいいのか、具体的に例をあげながらみていきましょう。
1)無料体験レッスンを受ける
ほとんどのスクールにはお試しの無料体験レッスンがあります。ネット通販と違うのは、実際に品物を試してみることができるところです。このレッスンでスクールの印象が分かるので、よく見てどのスクールにするか考えましょう。講師はネイティブかフィリピン人か、使用するアプリケーションはスカイプが独自ツールか、教材はオリジナルかフリートークか。フィリピン人は人によって発音の良し悪しに差があるのでこれも要チェックです。
お試しレッスンを受ける時点で無料会員として登録することが多いです。登録内容はスクールによって異なりますが、名前、メールアドレス、パスワード、あればスカイプIDを入力すればおおむね登録完了です。スカイプIDを持っていない場合、先にスカイプのインストールが必要になるスクールもあります。登録後、スカイプのインストールをサポートしてくれるスクールもあるので、サポート体制の一つの目安になります。
2)レッスンの契約をする
無料体験レッスンを受けてみて受講したいスクールが決まったら実際のレッスンにうつりますが、その前に契約を行います。契約といっても大仰なものではなく、普通に物を買うようなイメージです。クレジットカードがあれば、すべてWEB上で手続きが可能です。料金を銀行振り込みする場合は、別途手続きをします。
契約は簡単なのですが、月額レッスンを途中解約する場合などは、返金されない期間が決められていますので注意しましょう。ここは普通の買い物と違うところです。あと○レッスン残っていたから、と言っても日割りで返金される場合は少ないです。
またあなたが雇用保険加入の会社に勤めているならば、一般教育訓練給付制度を利用できるかどうかを確認しておきましょう。利用できる場合は、受講費用のうち20%がハローワークから返還されます。適用されるコースにも制限がありますので、わからない場合は所轄のハローワークに資格条件等問い合わせてみましょう。
いかがでしたか?いくつか注意する点はありますが、オンライン英会話の申し込みは意外と簡単です。緊張することも多いですが、まずはトライしてみましょう。