講師の国籍で違いはあるの?

講師の国籍で違いはあるの?

英語の「ネイティブ」という場合、出身国は主にアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、南アフリカの5つです。ネイティブ以外の英語公用語国としては、フィリピン、インドなどがあります。リトアニアや北欧諸国も英語話者が多いことで知られています。

ネイティブと非ネイティブでは、母語の影響を受ける関係で、発音に「なまり」が出てしまうことで違いがあります。しかしそれも個性の一つ。旅先であった人が、ネイティブでないからといって、英語で話ができないわけではありません。その「なまり」も含めて、話をするのが英会話です。ネイティブでない国の人とレッスンをすることはその訓練にもなります。

では、ネイティブ5か国については違いはないのでしょうか。

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アメリカ英語とイギリス英語

アメリカ英語とイギリス英語はよく似ているけれど、やはり違います。
まずは単語。「first floor」(アメリカ英語)、「ground floor」(イギリス英語)などは有名です。このように様々な単語でアメリカ英語とイギリス英語は違いがあります。単語が違ってしまうと聞き取り以前に、理解ができなくなるので困ることがあります。

次に発音です。「I can’t.」をアメリカ英語は「アイ キャント」と発音するのに対し、イギリス英語では「アイ カント」と発音しているように聞こえます。発音記号ならばアメリカ英語は [kaent] 、イギリス英語で [kα:nt]と表記するので、ずいぶん違いますね。

アメリカ英語とカナダ英語

アメリカ英語とカナダ英語は、イギリス英語のように単語も異なりますが、主にアクセントが異なります。最も有名なものに「about」があります。「ou」のアクセントが異なるのです。アメリカ英語は「アバウト」というように第二音節、カナダ英語は「アブート」第三音節にアクセントが置かれます。

アメリカ英語とオーストラリア英語

オーストラリア英語はイギリス英語と似ているので、単語や発音の違いについてもイギリス英語と似ています。オーストラリア英語独自の特徴としては、語尾が上がるところにあります。アメリカ英語やイギリス英語では質問するときに語尾が上がるのに対し、オーストラリア英語は、普通の文でも語尾が上がりがちです。ちょっと日本の若い女性と似ていますね。「○○↑?みたいな↑?」という感じです。

アメリカ英語と南アフリカ英語

南アフリカはイギリス統治下時代が長かったため、英語ネイティブまた英語話者が多く住んでいます。イギリス統治下だったので、英語もイギリス英語です。しかし地理的に離れているため、かなり独自の進化をとげています。特徴的なのは単語。信号機を「Robot(ロボット)」と呼ぶのは面白いですね。ちなみにアメリカ英語では「Traffic light」です。

いかがですか? ネイティブと一口に言ってもこれだけの違いがあります。留学や就職で行きたい国が決まっているのならばその国の講師に学ぶのもよいですが、特に決まっていないのならばいろんな国の講師に触れていろんな国の英語に触れるのも、自分の英語力を向上させる役に立ちます。

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