オンライン英会話レッスンを贅沢に使いきるために インプットの重要性

オンライン英会話レッスンを贅沢に使いきるために インプットの重要性

学生時代、どんな風に授業を聞いていましたか?
きちんと宿題をして居眠りすることなく話を聞いていたときも、お腹空いたなぁとぼんやりしていたときもあったのではないでしょうか。どちらが効果があったかというと、もちろんきちんと話を聞いていた方ですよね。
オンライン英会話も同じです。なんとなく講師の言うとおりにレッスンを受けるよりも、予習・復習をしてレッスンを受けた方が身につきます。カランメソッドなど予習を禁じられているコースでは別ですが、それ以外のコースではきちんと予習・復習をして、必要な情報をインプットした上でレッスンに臨みましょう。

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英会話に座学は役に立たない?

よく誤解されているのが「英会話は話をするのだから、学校で習った英語のような勉強は役に立たない」ということです。たしかに、学校で何年も英語を習ったのに英会話ができるようにはならなかったのですから、座学は役に立たないのではという疑いもよく分かります。しかし座学がまったく役に立たないというわけではありませんし、むしろ限られたレッスン時間を有効に使うためには、積極的に座学で予習・復習をした方がいいと言えます。どうしてそう言えるのでしょうか。

単語の意味をレッスンで聞くのはタイムロス

たとえば予習も復習をせずにレッスンを受けたとしましょう。テキストを読んでいると分からない単語や言い回しがあったとき、通常はレッスン中に辞書を引かないので、講師に意味を聞くことになります。たしかに講師に単語の意味を聞くと、辞書には載っていない知識を教えてくれることもありますが、辞書にも載っているような意味を教えてもらった場合は無駄な時間になりますよね。予習していればこの時間をロスせずにすむのです。講師に単語や言い回しを聞くのはプラスアルファの知識を得たい場合にするといいでしょう。

なにもしなくても時間は過ぎていくものですから、予習をしていようとしていなかろうと時間が経てばレッスンは終了します。しかし予習をしていれば、たっぷりと贅沢にレッスンを使い切ることができます。

予習・復習の仕方が大切

ただし、予習・復習勉強の仕方が重要です。学生時代のように問題集を黙読して、クイズのような問題を解いているだけでは英会話力は伸びません。英会話のためのインプットでは、必ず単語や例文を音読するようにしましょう。学生時代の勉強はこの音読の過程が抜けているので、英会話で使えない知識になってしまうのです。またクイズのような四択の問題はあまり意味がありません。英会話では自分の中にたくさん単語や言い回しを貯めて、自由に引き出す必要があります。少し大変ですが、必ず声に出して書いて、単語や言い回しの意味を覚え、四択で当てるというよりも、自分で書けるぐらいにまでしておきましょう。復習するときには例文を使って自分で文章を考えてみるのも有効です。自分で考え、自分で文を作り、自分の口で話すことで英会話は完成します。座学は決して役に立たないわけではないので、しっかりと予習・復習をしましょう。

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