雑音の中で英語を聞く

雑音の中で英語を聞く

英語のリスニングを勉強するとき、どんなところで勉強していますか。
ほとんどの人は静かな部屋でリスニング教材を聞いたり、電車の中でならイヤホンをして、余計な音を排除して聞いているのではないでしょうか。たしかに雑音があると英語は聞き取りにくくなります。しかしあまり雑音を排除していると、実際の場で英語が聞き取れないということが起こり得ます。

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空港や電車のホームで英語が聞き取れない

よくあるのが空港や電車のホームです。
空港や電車のホームでは「○番線に○時発の電車が到着します」「○時発、○○行きの飛行機の搭乗は○番ゲートです」というアナウンスが四六時中流れています。飛行機や電車を待つ人々の話し声や、キオスクや免税店で買い物をする人の声なども聞こえてきます。清掃や警備員の巡回の音などもするでしょう。

あまりにも音が溢れているので、すべてを雑音だとシャットアウトしてしまいがちですが、時には重要なアナウンスが聞こえてくることもあります。「○時発の電車は遅れのため、出発ホームが○番線に変更になりました」「○○行きの飛行機の搭乗が○番ゲートから○番ゲートに変更になります」など、聞き取れなければ大変なことになりますよね。しかし雑音の中で英語を聞く練習をしていないと、このアナウンスの聞き取りにかなり苦労することになります。

職場でも雑音が多い

また仕事で英語を使う予定があるのなら、雑音対策は必須です。職場は思っている以上に雑音が多くなっています。電話のコール音や話し声、パソコンの起動音やタイプ音。これらに惑わされず、英語を聞き取って話をしなければいけないのですから大変です。

人がたくさんいるところで英語を話す

対策としては、人がたくさんいるところで英語を話してみましょう。英語話者が集うパーティーなどがあれば参加してみるのもいいでしょう。そんな機会がないという人にはコミュニティサービスを利用するのもオススメです。有名なところでは「Meet up」というサイトがあります。自分の目的や好みに合うグループに参加して、交流を深めることができるコミュニティサービスです。

Meet up

複数の音を並行して聞いてみる

いきなり人と会うのはちょっと……という人は、いろいろな音を同時にかけて聞いてみましょう。テレビをつけっぱなしにしながら、英語教材でリスニングをしてみると、慣れないうちは訳が分からなくなってしまいます。日本語なら簡単にできることですが、英語になると途端に難しくなるのです。しかし慣れてくると、一つの音だけの集中できるようになってきます。慣れてきたらテレビでは英語の映画を流しながら、英語教材のリスニングをするというような、英語が複数聞こえる環境を作ってみるのもいいでしょう。

初学者のころにこれをやると集中力が途切れて逆効果ですが、一人で海外旅行に行こうと考えられるぐらいになったら、雑音の中で英語を聞くトレーニングをしておくことも有効です。

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