覚えておきたい基本文型~Where

覚えておきたい基本文型~Where

「Where」は主に場所に関することがらを尋ねるときに使います。旅先では、自分がどこへ行く予定なのか、ここはどういう場所なのか、聞いてみたくなりますよね。「覚えておきたい基本文型~What」と同様、丸ごと覚えてしまった方がいいものについては、丸ごと覚えてしまいましょう。

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「どこに」「どこへ」を聞く、副詞

・Where do we go next?(次はどこへ行くのですか?)
ツアーなどで「私たちはどこへ行く予定ですか?」と聞きたい場合には、単純に現在形で「Where do we go next?」と言っても意味が通じます。willを使って未来形にすることもできますが、初心者のうちにはこれで十分です。「Where do you want to go?(どこへ行きたいですか?)」というように、行きたい場所を尋ねられることもあります。他にも「Where do you live?」(どこに住んでいますか?)と「どこに」を表すこともできます。

・This is the town where I was born.(ここが私の生まれた街です)
「街」を説明するために、whereを使っています。場所を表す名詞を修飾する、形容詞節をつくる関係副詞です。「where + 主語 + 動詞」の語順になることに注意しましょう。また「where」は省略することも可能です。歴史上の偉人が生まれた場所はよく観光名所になっています。「ここは○○が生まれた町ですか?」は、「Is this the town where ○○ was born?」と聞くことができます。

「~する予定の場所」と仮定の場所を示す、接続詞

・Could you take us where we can eat lunch?(昼食が取れる場所へ連れていってくれますか?)
関係副詞と似ていますが、これからする予定の場所を示すのがこの用法です。特定のレストランというわけではなく、「昼食が取れるどこか」と不特定の場所を表しています。有名なことわざ「Where there’s a will, there’s a way.(意志あるところに道ができる)」も、この用法を使っています。

・You can go where you like.(どこへでも行きたいところへ行けます)
まだ行ってはいないけれど、これから「行きたいところ」へ行くことができる。これが転じて、「どこへでも行きたいところへ」というニュアンスを表します。

端的に「場所」という名詞

・There is the where.(ここがその場所です)
「the」をつけることで、ある一点の場所を特定でき、端的に「場所」という意味の名詞にもなります。たとえば「偉人の誰々が偉業を成し遂げた場所」の話をしていて、まさにその場所にたどりついたときに、「There is the where.(ここがその場所です)」というような使い方をします。

前置詞を伴う代名詞

・Where do you come from?(出身はどちらですか?)
旅先などでよく聞かれますね。平叙文では「I come from ○○.」となり、○○の部分の代わりにあるので疑問代名詞と言われます。「Where are you from?」も同様に、出身地を聞く疑問文です。

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