「オンライン英会話で講師を選ぶときに気をつけたいポイント5つ」に引き続き、今度は講師のレベルを確認するポイントを5つご紹介したいと思います。たとえばあなたが海外勤務を目指し、ハイレベルなレッスンが受けたいのに、楽しいだけのレッスンを行う講師が担当になったら困りますよね。また初心者で、あまり厳しく指導されたくないという場合もあるでしょう。講師のレベルが合っていると、あなたのレッスンに対する満足度を上げてくれます。

ポイント1：講師は正社員かアルバイトか

講師についてのページに「当スクールの講師はすべて正社員です」という記述がない限り、講師にはアルバイト講師がいるとみて間違いないでしょう。アルバイト講師がすべて悪いというわけではありません。英語専任講師でないということは、他の仕事についているということで、そういった生の情報を聞くことができるのはアルバイト講師ならではだと言えます。バリバリ働くビジネスパーソンだけれど、日本が好きで、副業で日本人相手の英会話講師をしているということもあります。

しかし、あなたが海外勤務や留学など、短期間でハイレベルな成果を上げたいと思っているのであれば正社員の講師を選ぶ方がよいでしょう。短期間のレベルアップに付き合うだけのレッスンができるのは、やはり専任講師だけです。あなたが「世界のいろんな話が聞きたい」と考えているならば、アルバイト講師と話をするのもタメになります。

ポイント2：講師の職歴（教師、語学教師、家庭教師）をチェックする

ポイント1とも関連しますが、講師の職歴もチェックしておきましょう。現地の学校で英語を教えていた教師と、外国人相手に英語を教えていた語学教師とでは、同じ英語を教えていても指導方法が異なります。あなたが現地で通用する英語を身につけたいのであれば、現地の学校でいわゆる「国語」として英語を教えていた先生はとてもいい講師になるでしょう。一方、あなたが初心者ならば現地の「国語」教師よりも、外国人相手の語学教師や家庭教師の方が無理なく学べるはずです。

ポイント3：講師の卒業大学をチェックする

フリートークのレッスンではあまり問題になりませんが、あなたが留学などを考えているならばチェックしておいて損はないでしょう。講師自身が留学経験があるならばとても参考になりますし、もし同じ大学ならばこんなに心強い講師はいませんよね。

ポイント4：講師の研修制度があるかどうか

講師の採用前、採用後、そして定期的に研修があるオンライン英会話スクールは総じて講師のレベルが高い傾向にあります。これはかなりの売りなのでホームページに掲載していることが多いです。オンライン英会話スクールのホームページ全体を検索することができるなら、「研修」で検索してみてもいいですね。

ポイント5：講師の自己紹介の英文を読む

講師自身が書いている自己紹介の英文を読んでみましょう。この文章が堅苦しくビジネス調ならば、ビジネス英語が期待できますし、分かりやすく簡単な英文で書かれていれば、初心者向けの英語レッスンが期待できます。講師もどういった受講者をターゲットにするか意識して書いている場合もあるので、あくまで一つの目安ですが参考になるでしょう。
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