オンライン英会話スクールが始まった年を確認しておこう

オンライン英会話スクールが始まった年を確認しておこう

ネット回線の発達によりオンライン英会話スクールは拡大の一途を遂げています。スクールが増えることで、利用者にはメリットもありますが、時にはデメリットを受けることも。特にここ数年の傾向として「スクールを始めたものの、1年もせずに廃業」というスクールが後を絶ちません。オンライン英会話を利用するときには、スクールの設立年も注意しておいた方がいいでしょう。

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オンライン英会話のはじまりは2000年ごろから

オンライン英会話がぽつりぽつりと始まりはじめたのは、接続利用料が安価になり始めた2000年ごろからです。2000年以前はというと、インターネットに接続するには接続した時間に応じた電話料金がかかっていたため、接続利用料はかなり高額でした。調べ物をするためには、インターネットに接続してホームページを開き、検索が終わったら接続を切るということが当たり前。いまのようにつなぎ放題だなんて考えられませんでした。ホームページも現在のような画像や動画などを使ったサイトはそれほど多くありません。画像や動画を閲覧するには、接続利用料が高額になるからです。

2000年ごろから各種プロバイダが「インターネット接続し放題」というプランを提供し始めます。これでホームページは一気に変化。画像や動画を使ったサイトが増え始め、さらにはインターネットを利用したオンライン英会話が登場するのです。しかしこのころはまだ回線速度が遅かったため、動画の配信は安定せず、オンライン英会話も音声のみで行っていたところも多かったようです。

このころのオンライン英会話は海外との通信が盛んではなかったため、国内で開校している英会話学校が新しい事業としてオンライン英会話を行う、というところがほとんどでした。海外の講師を雇うためには、日本に呼び寄せるしかなかった時代です。また、音声通話のためのシステムも整っていなかったので、各オンライン英会話スクールは自分たちで音声通話のためのアプリケーションを開発する必要がありました。これだけオンライン英会話開校のために費用がかかると、小規模なスクールを開校することは難しかったでしょう。

2003年のスカイプ登場で、オンライン英会話が一気に加速

2003年、スカイプ社によってインターネット電話サービス「スカイプ」が発表されました。誰でも無料でインターネット電話がかけられるサービスです。それも音声だけではなく、動画やチャット機能まで搭載されています。

このスカイプの登場がオンライン英会話スクールを一気に加速させました。スカイプがあれば、独自のアプリケーションを開発する必要はありません。また海外との通話も簡単なので、海外在住の英会話講師を大量に採用することが可能になりました。大きな二つの問題がクリアできたことで、小規模なスクールの参入も可能にしたのです。

スカイプ登場から10年以上、オンライン英会話スクールを選ぶ目安

最近ではスマホやWi-fiの普及に伴い、さらにオンライン英会話スクールが増えています。しかし最初にお話ししたように、1年で廃業してしまうスクールも少なくありません。せっかく入会したのに、廃業されては困りますよね。もちろんサービスが気に入ったのであれば、開校1年未満のスクールを選んでもいいでしょう。しかしあなたが継続的にオンライン英会話を利用したいと考えているのであれば、開校後少なくとも5年以上経っているオンライン英会話スクールを選べば安心です。

開校5年以上のオンライン英会話

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