覚えておきたい基本文型~What

覚えておきたい基本文型~What

英語は日本語とは異なる語順で話をします。「I like it.」は「私、好き、それ」の順ですよね。これが日本人を悩ませるのですが、疑問詞を使った疑問文はさらに混乱してしまいます。さきほどの例ならば、「I like it.」の「it」を聞きたいとします。疑問文は

What do you like?

なぜ「do」が入るんだろうと悩んでしまいますが、こういうものだと覚えてしまった方がスムーズに英語で会話ができるようになりますし、初心者ほど丸ごと覚えていた方が英語が出てきやすくなります。ここではそのまま覚えてしまいたいWhatに関する基本の文型をご紹介します。

スポンサーリンク

「なに」「どんなもの」を聞く、疑問代名詞

・What is this?(それは何ですか?)
目の前にある物が何か分からない場合に聞きます。「あれ」なら「that」、話の中に出てきた物が分からない場合には「it」を使います。たとえば「I like cucumbers.」「What is it? Cucumbers?」というように、「え、それなに?Cucumbersって言った?」というようなニュアンスで使います。「Cucumber」は「きゅうり」、複数形になるのは、一本の特定のきゅうりだけではなく、「きゅうり」という食べ物が好きだという意味を表しています。

・What do you mean?(どういう意味ですか)
動詞の目的語を聞く文型です。ほかにも「What do you like?」というように聞けば、「何」が「好き」なのかを聞くことができます。動詞の語彙を増やすことで、使える文のバリエーションが広がります。

・Do you know what this is?(それが何だか知っていますか)
間接疑問文と呼ばれる文型です。語順が「what + 主語 + 動詞」になるので分かりにくくなりますが、「what is this」と言ったところで通じるので、まずはこういう言い方があるということを覚えておきましょう。

「~すること」という語句をつくる、関係代名詞

・Please do what you want.(お好きにしてください)(あなたがしたいことをしてください)
間接疑問文と同じように「what + 主語 + 動詞」の語順です。文法的にはいろいろありますが、まずは「~すること」を作れる文型だと覚えてしまいましょう。

「何の」「どんな」と名詞を説明する、形容詞

・What kind of beer do you have?(どんな種類のビールがありますか?)
「kind」(種類)を形容して、「どんな種類?」と聞く文章です。レストランや飛行機などで「one beer, please」(ビールをください)と言うと、「What beer do you like?」(どのビールがお好きですか?)と聞き返されることがあります。「どんな種類の~がありますか?」と聞く場合には、「do you have」で聞くことができるので、「What kind of beer do you have?」と聞いて、ビールなど種類を確認して注文してみましょう。

驚きを表す、間投詞

・What, no milk?(ええ?牛乳ないの?)
日本語でも「なに!?」って驚くことがありますよね。そんな感じで、驚いたときによく使います。また、「ええっと……」というときにも「What……」ということもあります。

スポンサーリンク