初心者向け英文法 おさえておきたい基礎の基礎

初心者向け英文法 おさえておきたい基礎の基礎

オンライン英会話のオープニングトークは、挨拶と「What’s new?」から始まります。「What’s new?」は「なにかあった?」と会っていない間の出来事を聞く表現で、「What’s up?」「What’s happening?」とも聞きます。どれも友人同士に対するようなフランクな表現です。

このときに使うのが過去や過去完了などの時制の表現です。
たとえば、現在形では「I do it.(わたしはそれをします)」ですが、昨日したというのであれば「I did it yesterday.(わたしは昨日それをしました)」となります。この「昨日しました」という文章を「I do it yesterday.(わたしは昨日それをします)」と書きかえてみるとどうでしょう。ほんの少しの違いですが、やはり違和感がありますね。英語話者の人は、わたしたちがこの間違った日本語を聞くような気持ちで、「I do it yesterday.」を聞きます。オンライン英会話を楽しく続けるために、まずは時制を学んでおきましょう。

スポンサーリンク

現在形

最初は基本の現在形から。「~です」「~します」という文を作ります。動詞はbe動詞、一般動詞の二種類。be動詞は主語の格に応じてam、are、isの3つの形に変化します。一般動詞は三単現(三人称・単数・現在)の場合だけsがつきましたね。

・She is a teacher.(彼女は先生です)
・I study English every day.(私は毎日英語を勉強します)

過去形

「~でした」「~しました」という文を作ります。be動詞はwas、wereの2つの形に変化。一般動詞は規則変化の場合「-ed」が、不規則変化の場合はそれぞれの形に変化します。

・She was a teacher when she was young.(彼女は若い時は先生でした)
・I studied English last week.(私は先週、英語を勉強しました)

進行形

「今まさに〜している」「その時まさに〜していた」という文を作ります。「be動詞+動詞の-ing形」になりますね。be動詞は「まさにその状態にある」という意味があるので、進行形はありません。現在進行形・過去進行形の違いはbe動詞の時制で表します。オンライン英会話で使う機会は少ないと思いますが、あわせて覚えておきましょう。

・I’m studying English now.(私は今、英語の勉強をしています)
・I was studying English when you called me.(あなたが電話をかけてきた時、私は英語の勉強をしていました)

未来形

「〜でしょう、〜するつもりです」という、未来のことを話します。”be going to” は話している時点ですでに決まっていることを表し、”will” は話している時に「そうしよう」と決めた未来のことや予想などを表します。

・I’m going to visit my grandmother this weekend.(週末は祖母を訪ねる予定です)
・I will call you back later.(あとでかけ直すわね)

現在完了形

「have+過去分詞」で「〜したことがある」「今〜したばかり」「すでに〜してしまった」という意味を表すことができます。主語が三人称単数の場合はhaveが変化して「has+過去分詞」になるので注意しましょう。これもオンライン英会話のオープニングトークでよく使う表現です。

・I have been there twice.(いままでに2回そこへ行ったことがあります)
・The train has just arrived.(電車がちょうど着いたところです)

スポンサーリンク