子ども向けアニメでリスニングスキルをアップ

子ども向けアニメでリスニングスキルをアップ

海外に住んでいる日本人の子どもたちはどうやって現地語を覚えているのか、不思議に思ったことはありませんか? 両親のどちらかが現地の人であれば現地語で話しかける機会もありますが、両親ともに日本人の場合には、基本的に家庭内では日本語で話をしています。それでも海外に住む幼児は家を出ることなく現地語を覚えていきます。この秘密はテレビにありました。

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アニメを繰り返しみて英語を覚える

幼児は脳の働きが活発で、どんどん新しい知識を吸収していきます。日本にいれば両親の言葉を聞き、またテレビから聞こえてくる言葉から日本語を学ぶように、海外にいれば両親の言葉から日本語を、テレビから聞こえてくる言葉から現地語を学びます。

海外で小さな子どもたちに人気なのは、やはりアニメです。

単語は簡単。センテンスも短く、同じような言い回しを多く使うので、分かりやすく、小さな子どもでもくり返しやすくなっています。歌や踊りなど、子どもを飽きさせない工夫がされているので、小さな子どもたちは何度もくり返して見たがります。

何度もくり返す、というのは語学学習の基本です。幼児はまっさらな気持ちで、この基本を行っているので、すんなりと言葉を覚えていくのです。

オススメはディズニーアニメ

もちろん大人でも同じように繰り返しアニメを見ることで英語を覚えることができます。オススメはディズニーアニメです。ディズニーは極端なスラングが少なく、文法的にも正しい言い回しが多いので、語学学習にぴったりの教材だと言えます。日本で放映されているアニメの英語版もよいのですが、日本独特の言い回しや文化を無理に翻訳している場合も多いので、初学者のうちはディズニーアニメが無難でしょう。

ディズニーアニメのDVDは基本的に販売国の現地語と英語の両方が聞けるようになっています。日本ならば日本語と英語ですね。字幕も日本語と英語が用意されているので、最初のうちは英語音声+英語字幕で見てみましょう。時間に余裕があるならば気に入ったシーンのセリフを一緒に繰り返してみたり(シャドーイング)、読み上げられる英語を書き取ったり(ディクテーション)してみると効果的です。

音声と字幕があってない場合もありますが、これは音声用の脚本と字幕用の脚本は別に作られているためなので、あまりこだわらずにどちらか好きな方で練習しましょう。ちなみに音声用の脚本はアニメの動きに合わせて、字幕用の脚本は画面の移り変わりに合わせて、言葉や文字数が調整されているそうです。面白いですね。

小さなお子さんがいるご家庭は、一緒に子ども向けアニメを見れば、親子で楽しめて英語力も上がるので一石二鳥です。

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