覚えておきたい基本文型~Are you

「Yes」「No」で答えられるbe動詞の疑問文を作るのが、「Be + 主語(+ 動詞)」の文型です。「覚えておきたい基本文型~Do you」と同じように、主語が変わるとbe動詞の形が変化しますが(例:You are.→He is.)、これも「You」を使って、定番の表現を覚えていきましょう。

・Are you ready?(用意はいい?)
昔の歌にもありましたね。このフレーズはご存じの方も多いのではないでしょうか。be動詞はそこに存在しているという状態や、形容詞のような状態であることを表す動詞で、この場合は「ready(準備ができて)」という状態にある、つまり「準備ができている」という意味になります。

・Are you all right?(大丈夫?)
こちらも「all right(申し分ない)」という状態にある、つまり「すべて申し分ない」から「大丈夫」というような意味になります。ちなみに「all right」と似た単語に「alright」という物がありますが、これは最近できた崩した表現なのだそうです。本当は「all right」と書くのが正しいけれど、みんなが崩して書くので「alright」もまあよしとしよう、ということになったようです。日本語の「煮詰まる」も、本来は「解決まであと一歩の状態」を表していたのに、たくさんの人が「悩んでいる状態、行き詰っている状態」だと間違って使っているようなものですね。

・Are you a student?(学生ですか?)
「Be + 主語 + 補語」の文型で、補語には名詞が入ります。「Are you a doctor?」(お医者さんですか?)、「Are you a teacher?」(先生ですか?)など、補語に入る名詞をたくさん覚えれば、たくさん文を作ることができます。

・Are you going to bed?(もう寝ますか?)
これは「be going to~(~しようとしている、~しているところだ)」という構文の疑問文になります。深く考えずに「Are you going to~?(~しようとしているの?)」と聞く文章だと覚えた方が分かりやすいでしょう。中学校や高校では「be going to~」は「will」と同じ意味だと習ったと思いますが、使う場面に少し違いがあります。「will」は、話しているそのときに「いまから~しよう」と決めるときに使いますが、「be going to~」は、話しているそのときにはすでに予定していたことで、「いまから~しようと思う」という場合に使います。「I’ll go now.」(いま行きます)は話しかけれられていま予定を決めた場合、「I am going to go.」(いま行こうとしています)は予定どおりの行動でいま行こうとしている場合を表します。

・Are you finished? (終わりましたか?)
これも「finished(終えた)」という状態、つまり「終わった」ということを表していますが、「be + 過去分詞」にも見えるので悩みますね。動詞は過去分詞の形で形容詞化することが多いので、これもあまり悩まずに、このフレーズで覚えてしまった方がいいでしょう。

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