覚えておきたい基本文型~How

覚えておきたい基本文型~How

「どんな風に」や「どんな方法で」と方法や手段、様子を聞く疑問詞です。「How are you?」などのように、慣用句表現も多くなっています。これも「How」と同様、基本の文型と慣用句表現をあわせてご紹介します。

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方法、手段、状態などを尋ねる、疑問詞

・How shall I do it?(どうすればいいですか?)
「どのように」と方法や手段を尋ねる疑問文です。なにかしら方法を教えてくれますが、「You can do it what you want.(あなたの思うようにすればいいよ)」などと返答があったら困ってしまいますね。「What shall I do.」というと、もっと困惑した様子で、「どうすればいいのかしら」という調子になります。

・He knows how to play baseball.(彼は野球のやり方を知っている)
「how to ~」で「~の方法」となります。「to」の後ろは原形が来ることに注意しましょう。たとえば「Do you know how to play baseball?」と聞けば、「野球のやり方を知ってる?」と尋ねる文になります。「~」にあたる部分の語彙を増やせば、いろいろな方法を尋ねることができますね。

・How was she?(彼女はどうだった?)
状態や具合を聞く聞き方です。昨日彼女は学校を休んでいて、見舞いに行った友達に「彼女どうだった?」と聞くような文です。これを「was」を現在形に、彼女を「you」に変えると、「How are you?」となり、「調子はどう?」と聞く慣用句になります。

・How old is she?(彼女は何歳ですか)
欧米では男女問わず、積極的に年齢を尋ねることはしませんが、子どもや動物になら気軽に尋ねることがあります。「どれほど」とか「どれだけ」と程度を聞いています。「How old」はセットで覚えてしまった方が早いでしょう。

・I wonder how old she is.(彼女はいくつなのかしら)
年齢を尋ねはしませんが、あまりに若く見えたり、逆に年齢がよく分からなかったりするとやはり気になるようです。「how」の場合はこれまでと異なり、「how + 形容語句 + 主語 + 動詞」という語順になることが多いです。

驚きを伝える、感嘆文

・How beautiful a sky it is!(なんてきれいな空なんでしょう!)
「how」を使った感嘆文です。「How」は形容詞につくので、「How beautiful」となりますが、「what」を使うと、「What a beautiful sky it is!」となります。

節を導く、関係詞

・I told him how I did it.(どうやってそれをやったのか話した)
「how」を使って「~する方法」や「~すること」という節を導きます。疑問詞で出てきた「how to」は後ろが原形ですが、節になると「how + 主語 + 動詞」と文の形になることに注意しましょう。

慣用句表現

「how」を使って、慣用句的に覚えておきたいものには、次のようなものがあります。
How about…?(……はいかがですか)、How far(…)?(どのくらいの距離ですか)、How long(…)?(どのくらいの時間ですか)、How much?(いくらですか)、How often(…)?(どのくらいの頻度ですか)。どれもよく使うものなので、ひとまとめにして覚えてしまいましょう。

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