「留学したい!」などはっきりした目的があってオンライン英会話を学ぶ人もいますが、「なんとなく英語が話せるようになりたい」という理由でオンライン英会話を始める人もいますよね。もちろん、それも立派な目的です。
しかし「なんとなく」と考えていると、なかなか英会話は上達しないもの。他の勉強と同じです。はっきりとした目標と締め切りがある方が、「ここまでにやらなくちゃ!」と意識してがんばれます。
なんとなく英会話の上達を目指している人は、各種試験を目標に勉強してみてはいかがでしょうか。締め切りが設定されるので、目的意識がはっきりします。では、日本で受験できる英語力判定テストをご紹介していきましょう。
TOEIC
TOEIC はTest of English for International Communicationの略称。現在は世界150カ国で実施されています。合否ではなく10点から990点までのスコアで評価。リスニングとリーディングで試験を行います。スピーキング力とライティング力を試したい人には 新設された「TOEIC Speaking & Writing」というテストもオススメです。
内容:
リスニング(45分間・100問)、リーディング(75分間・100問)、合計2時間200問。マークシート方式。
日程:
年10回(1・3・4・5・6・7・9・10・11・12月)全国80都市で実施。受験地ごとに実施回数が異なるので要注意。
TOEIC公式サイト
TOEIC対策レッスンがあるオンライン英会話スクール
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TOEFL
TOEFL はTest of English as a Foreign Languageの略称。留学する際に英語力の指標として用いられます。130 か国 9,000 以上の大学や機関で認められていますが、TOEFL以外のテストを採用する機関もあるので要注意。インターネットで受験するTOEFL iBTテストとペーパー版のTOEFL PBTテストがありますが、現在日本ではTOEFL PBTテストは
行われていません。スコアはHigh(高)Intermediate(中)Low(低)Good(優)Fair(良)Limited(限定的)Weak(極めて限定的)で評価。
内容:
リーディング(60-80分間・3-4パッセージ)、リスニング(60-90分間・講義4-6題、会話2-3題)、スピーキング(20分・Independent tasks2問、Integrated tasks4問)、ライティング(50分・Integrated Task1問、Independent task1問)合計4-4.5時間。
日程:
土日に開催されますが、変更が多いのでホームページで要確認。
TOEFL公式サイト
TOEFL対策レッスンがあるオンライン英会話スクール
英検
英検は日本国内における英語力判定テストと思われていますが、海外留学にも利用することができます。4、5級は筆記とリスニングのみ。3級以上はスピーキングが課せられます。評価は各級の合否で行います。
内容:
級によって異なる。高卒程度レベルの2級ならば、筆記(75分)、リスニング(約25分)、合計100分程度。
日程:
毎年6月、10月、1月に行われる。