初心者向け英文法 おさえておきたい基礎の基礎

初心者向け英文法 おさえておきたい基礎の基礎

中学、高校で勉強したとはいえ、結構忘れてしまっているのが英文法です。ここではおさえておきたい基礎の基礎を簡単におさらいしておきましょう。

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動詞

動詞はbe動詞と一般動詞の二種類があります。be動詞は主語の格にあわせてHe is、I am、You areというように変化します。一般動詞は三単現(三人称・単数・現在)の場合、後ろにsがつきます。文章の要とも言える動詞の数をたくさん覚えておくと、たくさんの文章が作れるようになります。

・She is a teacher.(彼女は先生です)
・I study English every day.(私は毎日英語を勉強します)

文の種類

さきほどの例にあげた「She is a teacher.」は肯定文ですが、これを「She is not a teacher.」とすれば否定文になります。文の種類には他に、疑問文、命令文、感嘆文があります。それぞれ例文を見ておきましょう。

・肯定文
She is a teacher.(彼女は先生です)
I study English every day. (私は毎日英語を勉強します)
・否定文
She isn’t (= is not) a teacher.(彼女は先生ではありません)
I don’t (= do not) study English every day.(私は毎日英語を勉強しません)
・疑問文
Is she a teacher?(彼女は先生ですか?)
Do you study English every day?(あなたは毎日英語を勉強しますか?)
・命令文
Be a teacher!(先生になりなさい!)
Study English every day!(毎日英語を勉強しなさい!)
・感嘆文
What a nice teahcer she is!(彼女はなんて素敵な先生なんでしょう!)
How nice!(なんて素敵なんでしょう!)

品詞と文の要素

品詞には名詞、動詞、助動詞、形容詞、副詞、前置詞、接続詞、間投詞があります。文の要素には主語(Subject)、動詞(Verb)、目的語(Object)、補語(Complement)、修飾語(Modifier)の5つがあります。文の要素はそれぞれ単語の頭文字をとって、主語は「S」、動詞は「V」というように略記号を使って表します。文の要素は英文を基本の5つの文型に分類するときによく使います。

【5つの基本文型】
・第1文型[SV]
He runs.(彼は走る)
・第2文型[SVC]
She is a teacher. (彼女は先生です)
・第3文型[SVO]
He plays soccer.(彼はサッカーをします)
・第4文型[SVOO]
 He gave me a present.(彼はわたしにプレゼントをくれた)
・第5文型[SVOC]
 He calls me Paul.(彼は僕をポールと呼びます)

品詞と文の要素は学習が深まるにつれて重要になっていきますが、いまの段階では「ああ、こういうのあったなぁ」と思い出せればOKです。オンライン英会話のレッスンの中で少しずつ覚えていけるでしょう。

文法ばかりに気を取られていては、これまでの学習と同じ結果になってしまいます。文法はあくまでも英語が話せるようになるための補助的なツールで、文法ができたからといって話せるようにはなりません。学習の主従が逆転してしまわないように気をつけながら勉強していきましょう。

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