オンライン英会話でもレッスン前後の予習と復習が大切

オンライン英会話でもレッスン前後の予習と復習が大切

オンライン英会話を申し込んだからもう大丈夫。これで英語が話せるようになる、と安心してはいませんか?オンライン英会話は英語を学ぶためのとてもよいツールではありますが、受講しただけで英語が話せるようになるわけではありません。むしろ、なんの準備もなく受講するだけで、レッスン後になにも記憶に残ることがない、という状態ならば時間のムダなので、レッスンを受けずに単語を覚えた方がよほど英語学習のためになるとも言えます。

カランメソッドコースのように、予備知識をまったく入れない方がよいレッスンは別ですが、それ以外のコースならばレッスン前後に予習と復習をする方がより効果的です。ではレッスン前後にどんな予習と復習をすればよいか見ていきましょう。

スポンサーリンク

レッスン前の予習

レッスン前にはテキストを読んでおきましょう。読み方にはコツがあります。まず必ず音読してください。黙読してなんとなく意味が取れるだけでは、英語は話せるようにはなりません。テキストを音読することで、唇の動きや表情筋を鍛えられ、英語に慣れていきます。黙読で英語の意味が分かるというのは、音符は読めるようになったけれど楽器が弾けるわけではない、というのに似ています。英語も楽器と同じように何かを伝えるためのツールです。トレーニングしなければ伝わるようにはなりません。

できれば読みながら書き写してみましょう。ディクテーションという勉強方法に近いものです。ディクテーションではネイティブの読み上げを聞きながら、聞こえた英語を書き取っていきますが、そこまでではなくても、自分で読み上げながら英語を書き写すと知識が着実に定着します。

読んでいる中で分からない単語があれば意味を調べておきましょう。派生語まで調べることができればよりよいのですが、時間的に厳しいならあきらめてしまうのも一つの手です。派生語や関連語についてはオンライン英会話の中でも学ぶことができるからです。

大事なのは使える英語にするために、しっかりと事前のトレーニングをすることです。

レッスン後の復習

レッスンを受けたら復習をしましょう。
まずテキストをざっと音読します。ここでも口を動かすことを忘れないようにしてください。英会話は口で話すものなので、唇を動かす音読のトレーニングは必須です。レッスン中に教わった単語やイディオムは辞書で意味を確認しておきましょう。レッスン中は英語だけで授業が進みますが、辞書を引いて日本語でも意味を確認することで知識の定着が確実に、また早くなります。

学んだ例文を使って、会話文を作ってみましょう。テキストだけではなく、自分で頭を使って英語の会話文を作成することで、実際の英会話で発言するための練習ができます。これは次回のレッスンに向けた予習にもなります。次回のレッスンでは、この考えた会話文を使ってオープニングトークをしてみましょう。音読も2回ぐらい繰り返すと、自分で上達具合が実感できるはずです。

オンライン英会話スクールの中には、毎回レッスンの終了後に担当講師がレッスン中に使ったイディオムや、重要なポイントをまとめたレッスンレポートを送付してくれるスクールもあります。ぜひ、このレッスンレポートを復習に活用しましょう。

レッスンレポートがあるオンライン英会話

スポンサーリンク